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* 第6回   国語 編 *  早瀬律子

受験生の皆さん、こんにちは。

国語担当の早瀬です。

立春をむかえ、昨日の東京の最高気温は14度でした。

今年は平年に比べて気温が高かったですね。

そろそろ梅の花が咲き、春の兆しを感じさせてくれる時期に入ります。

新学年になるタイミングというのは、自分の目標に向けて

学習計画なども立てやすいですよね。

しっかりと、そして着実に前進していきましょう!

さあ、今日は多くの読者のリクエストにお応えして、

「論説文」についての解説を致します。

元来、「論説文」というのは、大学入試で出題されるのが主流でした。

それが、今は中学入試でもほとんどの学校が出題するようになりました。

こうした説明的文章の読解問題は、論理的思考力を試されるもので

文章に登場してくる語彙も馴染みのないものが多いですし、文章自体も

難解なものが多いです。

でも、入試に出題される以上は、きちんとした対策を立てて学習をして

いかなければなりません。

今日は、「論説文」を読解するときにお役に立ついくつかのポイントを

お伝えしましょう。

まず、そもそも「論説文」というのはどんなことが書かれているのかといえば、

「ある事実についての説明」とそれについての「筆者の意見」です。

ですから、文章を読む時には、

①事実の内容

②筆者の意見

この2つだけをおさえて読むようにして下さい。

そして、文章構成です。これは、主に3つです。

①序論・・・書き出しの部分です。

      これから述べようとする問題を提示したり、提示する理由を

      明らかにして、読者にこれからの文章の方向性を示します。

②本論・・・詳しい説明が書かれています。

      具体的な例を挙げたり、その事実を取り上げた理由などを

      丁寧に述べていきます。

③結論・・・筆者の意見や今までの事実のまとめが書かれています。

さあ、ここからが大事なポイントなのですが、

「論説文」では、文章の内容をしっかりと理解するために

段落の展開に注目する必要があります。

段落のつながりを考えながら筆者の主張をとらえることが大切です。

なぜなら、読解問題における設問では、必ずと言っていいほど

「筆者の主張」の部分について問われるからです。

皆さん、まずは次の4つのパターンを念頭に入れて下さい。

①話題にしている内容を何度も繰り返す「繰り返し型」

②前の段落の終わりの部分の言葉やフレーズを

 意図的に次の段落の初めにもってくる「しりとり型」

③初めに出てきた話題の具体的な例を次の段落で

  展開していく「例示型」

④初めに出てきた事実とは反対の事実を意図的に取り上げて

 詳しく説明していく「対向型」

この4つのどのパターンで話題が展開されていくかを見極めると

文章の要点をとらえるときに役立ちます。

また、「筆者の重要な意見」はどこらへんに書かれているのかという

ことを知る手がかりをつかむために次の接続詞に注目しながら

読むようにして下さい。

筆者の主張は、下記の接続詞と密接に結びついて述べられている

ことが多いです。

①「だから」の後

②「また」の前後

③「なぜなら」の前

④「さて」の後

⑤「あるいは」の前後

⑥「例えば」の前

⑦「ただし」の前

⑧「つまり」の前後

⑨「しかし」「ところが」などの逆接の接続詞の後

  (特にここは、重要ポイントです)

このように、「論説文」の読解問題に取り組む際には

ただ漠然と文章を読んでいくよりも、文章の構成を理解し

「どこにどんな事実が説明されているのか」

「筆者の意見はどんなことが述べられているのか」ということを

正確にキャッチしていくと、文中から「答えのヒント」をスムーズに

探してそこを根拠に解答することができます。

「論説文」を読解するときの参考にして頂ければ幸いです。

これから季節の変わり目になります。

どうか受験生の皆さん、くれぐれもお身体に気をつけて

頑張って下さいね!

      

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