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* 第2回   国語 編 * 早瀬律子

受験生の皆さん、こんにちは。

第2回、国語の学習指導を担当致します早瀬律子です。

実は最近、「詩」の読み方を教えて下さい!というリクエストが多いんです。

中学入試においては、あまり「詩」というジャンルは出題されないので、

そのためか大手進学塾などでは、「詩」についての授業時間が少ないと思います。

でも、必ず毎年出題する中学校もあるんですよね。

そういう学校を第一志望校としている受験生にとっては、「詩」の読み取り方は

必須です。ぜひしっかりと基本をおさえて頂きたいと思います。

まず、以下の「詩」に関する知識を覚えて下さい。

次の3つがあります。

①定型詩・・・これは、一定の音数の繰り返しによってリズム感を持たせ

        読者に伝えたいことを強く印象にのこるように表現したものです。

        だいたい、五音か七音 になっていることが多いです。

②自由詩・・・これは、音の数は決まっていません。

        自由な音数でつくられた詩です。

        現代の詩は、ほとんどが自由詩になっています。

③散文詩・・・これは、普通の文章と同じように見える詩です。

        文章が形の上からだけ見ると普通の文章とまったく変わらない

                のですが、内容的には詩の表現と感動を持つものです。

それから、詩で使われる言葉には2種類あります。

①文語詩

   現在ではまったく使われていないような昔の言葉によって書かれた詩です。

②口語詩

   私たちが日常生活で使っているような言葉によって書かれた詩です。

また、詩を「内容で区別する」と、3つのジャンルに分かれます。

①叙事詩

   歴史や伝説などを人に語り継ぐような感じで書かれた詩です。

②叙景詩

   自然の景色の美しさを表現している詩です。

③叙情詩

   作者の気持ちや感動したことを表現した詩です。

     

そして、「詩」の読み方ですが、

これは、先ほどの、①叙事詩 ②叙景詩 ③叙情詩 

それぞれの詩によって読み取り方が違いますので、そのコツを覚えて下さい。

まずは、①叙事詩です。

   これは、ある物語や、伝説、それから今までさまざまなことが起こった

   歴史について書かれています。

   ですから、その物語は、「どういう出来事が起こり、それによって

   どんな展開になったのか」というストーリーをしっかりと把握しましょう。

   また、歴史について書かれている場合は、「どんなことが起こったのか」という

   ことをしっかりとつかみましょう。

次に ②叙景詩です。

   これは景色の美しさが書かれているのですが、ところどころ作者の

   感動している気持ちなどが表現されている場合があります。

   ぜひ、そこを読み取るようにして下さい。

最後に③叙情詩です。

    これは、作者の気持ちが中心に書かれている詩です。

    その時に作者は「どのように感じ」、「どんなことを考えていたのか」を

    しっかりと読み取って下さい。

「詩」というのは、日常生活や自然の美しさなど、そうしたものから感じた

作者の気持ちを表現したものですが、その形式や書き方、言葉の使い方は、

それぞれの作者によって違います。

今お伝えした基本をおさえて、「詩」に託されている作者の意図を

きちんとつかむようにして下さいね!

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